供え物
先週末は、筑波で三日間自転車合宿。その2日目の出来事。
コンビニの駐車場で6人くらいで、横一列、同じ方向を向きながら補給をとっているときの事。そこへ、地元のおばあちゃんが自転車を押しながら自分たちの前によってきたと思ったら、『あ〜ら、お地蔵さんかと思った〜。お供えものしなくちゃね〜』なんてお茶目な事をいってきた。しかもお供えものをするジェスチャー付き。そういわれてみれば、地蔵にみえなくもないか。粋な事いうばあちゃんだな〜と思いながら二言三言交わし、そのばあちゃんはコンビニに入っていった。
そして、おもろいばあちゃんだ、なんてコンビニに背を向けて相変わらず一列に並んで話をしているところに、さっきのばあちゃんまた登場。そしたら、これでもなめなと、飴を一袋差してくれた。本当にお供えもを買って、渡してくれたのだ。そして、笑顔で『気をつけな〜』といいながら自転車に乗って去っていった。
天気はいまいちだったけど、その一連のやり取りはどこか懐かしさを覚えるもので、気分は晴れ晴れとしたあったかくなった気がした。なんか、あのおばあちゃん、かっこよい。