PIERRA MENTA 2日目終了
昨日は雨、そして今日は雪。到着した時の天気が一番よかった感じ。そんな天候なので1700M以上は雪崩の危険性が高くなっているとの事でコースは変更されだいたいそれ以下での競技に。登りは林間をゆくようなコースどりになっていて随分せまいところもあって今日は渋滞が随分おきてました。
当初期待していた、危ういリッジを行く、みたいなのは今年はお預けになるかも。が、まだあと２日。レース自体がハードだって事はかわらないから最後まで気をひきしめて行きます。
このレースは観客が多いのも特徴で、みんなAller! Japone!って応援してくれていい感じです。

このレースでの初体験
・普通の道路に間に合わせでしいた雪をつかって横断。
・街のなかをスキーをもってブーツで駆け抜ける。
・小川にかかるホッそい橋も渡りました。
・こっちが理解できなくてもばんばん降り注ぐフランス語
・シールをはがすときにスキーで顔を蹴られる
・シールをはがすときにストックで隣の人の顔を強打してしまう。
　↑どちらも言葉が解らないけどなんだよおまえ〜って思いのやりばのない痛みに耐えるの図は一緒だなと実感
・しんちゃんは辛いとき舌をペコちゃんのように出しながら登ります。

レースは何が起こるかわからない。昨日は多分転んだからかレスキューに運ばれてるらしき人がいたし、昨日も今日も板をおってる人がいた。最初のワールドカップからここまで、こんなにぼきぼき板が折れてるのは初めて。コースが厳しいのか技術も問題か、とにかく折れるのだけは避けたいとこです。
あと、毎日レースから帰ってくると宿で無料のスポーツマッサージを３０分くらい受けられるようになってます。なんだかプロのアスリートのよう。
食事は薄味で質素に感じます。イタリアが味が濃いめだったのと毎食カッツリ食べていた反動かもしれないけれど。コーヒーはイタリアみたいに当然のようには飲まないけれども、朝食はなぜかどんぶりにこぼれそうなほど注いで飲まされます。今日はちょっとだけ、っていってコーヒーを少しにするのに成功したのに、アタン、アタン（ちょっとまって、まってみたいな感じ）っていわれてなみなみ牛乳をたされました。それにしてもキッチリ食べてるから体にはよさそうです。
イタリアでは毎日飲んでたワインもレース中はさすがに自粛しています。いや、そういえば昨日すすめられて美味しいっていう地元の酒を味見してしまったっけ。名前はジェネピー、いい香りしてました。

宿の窓からしんしんと降りつづける雪をみながら、昼食後のシエスタの時間に思いつくままに書いてみました。