8月28日は乗鞍ヒルクライムレース。私も乗鞍に行ってきました！

といってもレースには出てません。
大学のサイクリングサークルOBチーム「坂バカ日誌」の応援がてら、レースに出ない面々でまったりツーリング＋ご来光登山をしようと、かわいい後輩が土日に企画してくれたOB夏合宿。

■天空の世界へのツーリング
翌日のレースに出る人、卒業以来6年間一度も乗ってない人など、状況さまざまなメンバー11人。偶然、私が4年だった頃の1年〜4年生ばかりが集まり、当時の夏合宿のよう。
初日にして最終日、たった2日なのに、旅の開始とともにムードは既に1週間は旅を共にした、合宿も中盤のような盛り上がり。後輩達とそんな時間が共有できるだけでシアワセ。

コースは、レースで使うルートとは反対の岐阜県側平湯からの乗鞍スカイライン。出発時はガスっていましたが、時折ちょっとぶ厚い雲の隙間から不純物なんてこれっぽっちもなさそうな真っ青な空がのぞく。
ちらっとでも青空が見えると、「いいんじゃない？いいんじゃない！」とテンションは上昇傾向。しかもそのたびに写真を撮るもんだから、全く前に進まない(＾＾;)

マイカー規制によってほとんど車の通らない自転車天国をめいっぱいに広がって、(後輩が)キャリアにラジカセつんで歌いながら登る。7,8年前の合宿で聞いたような曲のセレクトがつぼにはまった〜。

登るにつれて雲が取れ、素晴らしい景色がせまってくる。
さすが乗鞍。広がる山岳地帯の風景、吸い込まれそうな真っ青な空。どんな上等な言葉も形容するには足りない。「すごいー最高すぎるよー」の言葉ばかりが飛び交う。本当にそのまま吸い込まれちゃうんじゃないかと思う空に向かって最高の山岳ツーリグを堪能しました。

■星空登山
キャンプ禁止のため夜は乗鞍山荘に宿泊。そこらのホテルよりよっぽど良い環境にびっくり。夕食後、キャンプ装備不要にしてはなぜか多かった荷物から出てきたものはお酒、つまみ(＾＾;)楽しいお酒ですっかり忘れそうになりましたが、夕方に雲ひとつなかった空を思い出し、窓の外をのぞいてみる。「もしかしてすごいんじゃない？」と、外に星を見に出た。

山荘の外に出ただけでもあまりにすごい星の数。天の川もくっきり。多分、織姫と彦星なんていつでも会えるよ、あれなら。星座を見つけるのも一苦労。せっかくだから山の上に行こう！と、3人（たった10分の登りなのに、他はダウン..）で魔王岳に登りました。空が近い！そんなちょっと登ったくらいで違うものだろうか???と思ってしまうが、大地に寝転ぶと、ふわっとした星のカーテンに包まれているかのよう。星に手が届く。

■ご来光登山
先週に続きご来光登山。今週は富士見岳で拝みました。
4時起床、4時半出発。てくてく歩くと15分ばかりで山頂へ。まだ暗い中、穂高の山々の合間を、山頂が少し見えるように雲が流れ、そこから一面に広がるセミマットなグレートーンの雲海がとても幻想的。

日が昇り始めると雲を真っ赤に染め始め、いよいよ太陽が見え始めると、それはもうなんと神々しい。歳くったおばあちゃんじゃないけど、「あたしゃ、これが見れただけでもう何も残すことはないよ」と言いたくなるくらい素晴らしいご来光が拝めました。
そして、秋に結婚する後輩へのビデオレターを日の出をバックに撮り、素晴らしいメッセージと映像を収めて大満足。

■坂バカ応援
山荘をチェックアウトして応援ポイントへ。ゴール直前の上りきるあたりで見ました。

【8時ごろのゴール付近からの景色】

久しぶりに乗鞍のヒルクライムに行きましたが、観戦は始めて。皆登ってきたときの満足そうな顔がとても良かったです。やっぱり見てるより出たいね！
タイムを縮めようと気合入れて走ってくる人、暑いからとサンダルで走る人、途中で休みながら登る人…それでも坂を見ると登ってしまう変な人の集まりですが、他のレースでもすいかのような縞々ジャージを来た「坂バカ日誌」を見たら、みんな暖かい目で応援してね！